7/13備前まなび塾+ 底引き網体験&魚のさばき方講座
7月13日、数日、雨が降り続いていたにも関わらず、当日は絶好の底引き日和の曇り天気。
備前市で漁業に関わる方の仕事に触れ、魚をいただくありがたさや地元の魚のおいしさを感じてもらいたいという思いで企画したこの底引き網体験。たくさんの応募があり、抽選となってしまい、参加できなかった方々には本当に申し訳なかったです。また、ぜひ、このような機会を持ちたいと考えていますので、ご了承いただけるとありがたいです。
さて、午前9時。小学校中高学年の参加者12人とスタッフで船に乗り込み、いざ大多府沖に。
網をおろし、待つこと30分強。網を機械で巻き上げると魚が次々上がってきました。
子どもたちも大歓声!!大きな魚では、ボラ、タイ。小さな魚は、ダイチョウ・イシモチジャコ・ベイカ・ハゼ・エビなどなど。思っていたよりも大量で大喜びしました。
船上での仕分けも子どもたちは積極的に関わり、船酔いすることなく、楽しみながら仕訳けていました。
小さい魚は、鳥にわけてあげたり、海に返して「また大ききなあれ」と願ったり、とってもかわいい子供たち。ワイワイと仕訳けているうちに2時間がたち、頭島漁港へ帰港。
昼の休憩を取った後に、午後の講座を待たずして、みんなお手伝いを始めてくれて、予定より30分以上早めて、さばき方講座をスタートしました。子どもたちのやる気のみなぎっている姿に感動でした。
講師に料理人の藤原さんをお招きし、子どもたちにわかりやすくさばき方を、実践しながら教えていただき、3・4年生は、イカやエビをさばき、高学年は、小魚やボラをさばく子もいました。子どもたちの持ちやすいペティナイフを使用してさばきましたが、本当に感心するくらいみんな上手にさばき、講師の藤原さんもたくさんほめてくださっていました。
さばいたものを刺身や炙りにしたり、唐揚げやてんぷらにしたり、ゆでたりとシンプルですが、いろいろな調理法で調理し、素材のおいしさを存分に味わいながら、みんなで会食。「おいしい・おいしい!!」とあっという間に完食。採れたてのものを味わうとは、本当に贅沢。美味しすぎました。
日生が誇れる漁業。その漁業にほんの少し触れさせていただいただけですが、子どもたちからは、「感謝しながら、魚をたべていきたい」「漁師さんて大変」「魚にふれられて本当に楽しい一日だった」など様々な感想を一人ずつ言ってくれていました。
魚を食べるときに、漁師さんへの感謝・海の恵みへの感謝・自然への感謝をこれからも感じながら、口にしてもらいたいなと感じました。